半袖を着る季節が近づいてくると気になるのが二の腕の脂肪ではないでしょうか?食事制限をして体重が落ちても、二の腕はなかなか細くなりにくいですね。二の腕をピンポイントに細くするためにはどうしたらよいのでしょうか?そこで今回は、二の腕をすらっと細くする筋トレなどをご紹介いたします。
二の腕を構成する筋肉
二の腕を細くするためには筋トレが効果的です。筋トレをするにあたって、二の腕を構成している筋肉を知っておくことはとても大切です。
二の腕を構成している筋肉は「上腕二頭筋」「上腕三頭筋」「上腕筋」の3つです。
上腕二頭筋はわかりやすくいえば力こぶの部分で、二の腕の前面についています。肘を曲げるときに使われる筋肉で、日常生活でもメインとして使われています。さらに長頭と短頭の2つの筋肉によってできています。力こぶは上腕二頭筋のうち長頭によって作られています。
上腕三頭筋は、力こぶを作ったときに二の腕の下側にある筋肉で、引き締まっていないとプルプルすることから振袖ともいわれています。肘を伸ばすときに使われる筋肉ですが、日常生活で使われることがほとんどないので、どうしても筋力が衰えやすいです。
上腕三頭筋はさらに長頭、外側頭、内側頭の3つからなります。肘の関節に関係しているのは外側頭と内側頭で、肘の関節と肩の関節に関係しているのは長頭といったように、3つの筋肉はまたぐ関節が違うため動きにも違いがあります。
上腕筋は二頭筋とともに肘を曲げるという動作に関係している筋肉です。上腕二頭筋の深い部分にあるので、外から見てわかりません。
二の腕の理想のサイズ
二の腕は太くてもいけませんが、逆に細すぎるのも良くありません。細くする前に自分の理想の二の腕のサイズを知っておきましょう。
二の腕をはかるときは、正しいはかり方をすることが大切です。二の腕で1番太い部分を腕をまっすぐした状態で測ります。メジャーが斜めにならないよう気を付けましょう。
理想サイズは身長により変ります。計算方法は、「身長×0.145〜0.16」です。例えば身長が165cmの女性なら23.925cm〜26.4cmが理想のサイズとなります。理想のサイズを上回っている方は、まず×0.16のサイズを目標に筋トレをし、次に×0.145のサイズを目標に頑張りましょう。
理想のサイズの目標がわかれば、やみくもに筋トレするよりもやりがいがでますね。
二の腕を細くする筋トレ
たるんだ二の腕を細くするには短期間でも効果のある筋トレをするのがおすすめです。
後ろでバイバイ
- 足を肩幅に開いて立つ。
- 両腕を後ろにして少し持ち上げる。
- 手のひらを内側から外側に「バイバイ」をするようにひねる。
勢いよくバイバイせずに、上腕三頭筋を意識しながら30回〜40回繰り返しましょう。手のひらだけを動かすのではなく、肩からねじるようにしましょう。
二の腕上げ下げ
- 足を肩幅に開き、少し膝を曲げて立つ。
- 腰を伸ばし、手のひらを後ろに向ける。
- 脇を閉めて肩の高さに持っていく。
- その位置から30回上げ下げする。
- もう一段階腕を上げて30回上げ下げする。
二の腕ねじり
- 足を肩幅に開いて立つ。
- 両腕を横に少し開き、手のひらを正面に向ける。
- 腕を内側にねじり、次に外側にねじるを繰り返す。
この動作を20回繰り返しましょう。
ペットボトルトレーニング
- 水を入れた500mlのペットボトルを用意する。
- 足を肩幅に開いて立つ。
- ペットボトルを持った腕を耳の横にまっすぐに上に伸ばす。
- 反対側の手で肘が動かないように固定する。
- 肘から下を30回曲げ伸ばしする。反対側も同じようにしましょう。
腕立て伏せ
- 床に肩幅より少し広めに手を置く。
- 体をまっすぐに伸ばし、両腕とつま先で体を支える。
- ゆっくりと肘を曲げ、体を床に近づける。
- ゆっくりと元の体勢に戻る。
いわゆる腕立て伏せですが、15回を3セット程度が効果的です。
筋トレ以外でやりたいこと
筋トレ以外で二の腕を細くするなら、コストはかかりますがエステがおすすめです。
エステでは二の腕の筋肉を鍛えるわけではありませんが、エステティシャンのハンドマッサージによって二の腕の血行やリンパの流れを促進し、たまった老廃物を排出させてくれます。またマシンによってセルライトを潰し、ほっそりした二の腕に導いてくれます。
できてしまったセルライトは筋トレでは落とすことはできませんので、エステは効果的といえます。エステを選ぶときには、実績・金額から総合的に選ぶのがおすすめです。料金も抑えられますし、二の腕だけでなく取れにくい肩甲骨回りの脂肪にも効果が期待できます。
本格的に半袖やノースリーブの季節が始まる前に、二の腕痩せを行えば、自信を持っていろいろなファッションを楽しむことができます。二の腕痩せは効果が実感できるまである程度時間がかかりますが、毎日短時間でも続ければ効果は実感できますよ。