二の腕がたるんでいると、スタイルが悪く見えたり、老けて見えたりします。しかし、二の腕の筋肉は普段の生活ではほとんど使われないので、たるみやすいです。

ここでは、短期間で二の腕を細くする方法をご紹介いたします。

「半袖を着る夏までに二の腕痩せしたい」「結婚式までには二の腕をほっそりとさせる」などと目標がある人は、チェックしてください。

まずは筋トレ!

二の腕にあるのは上腕三頭筋です。上腕三頭筋は腕を後ろに引くときなどに使われますが、力こぶを作る上腕二頭筋と比べて日常生活で負荷がかかる機会が少ないので、筋力が低下しやすいです。

上腕三頭筋には、脂肪や皮膚を支える働きがあります。筋力が低下すれば、脂肪や皮膚がたるんで、太っているように見えるので、短期間で二の腕痩せを目指す人は筋トレをしましょう。

筋トレで筋肉量を増やせれば、筋肉を維持するためにエネルギーが必要となり、代謝も上がるので、痩せやすい体質にも近づけます。

なお、短期間で二の腕痩せを目指す場合は、腕立て伏せなどに加えて1.5〜2kg程度のダンベルや500mlから1Lのペットボトルを使用した筋トレをするのがおすすめです。

ダンベルなどで負荷をかければ、短期間で筋力が付くので、二の腕の引き締めにかかる時間を短縮できるでしょう。

腕立て伏せ

腕立て伏せは二の腕の引き締めに効果がある筋トレです。

手の幅を広くして腕立て伏せをすると、上腕三頭筋よりも大胸筋に負荷がかかるので、二の腕を鍛えたいときは、手の幅を狭くしましょう。

  1. うつ伏せに寝転びます。
  2. 脇を締めて手をつき、体を持ち上げます。
  3. ゆっくりと肘を曲げて、体を下ろします。
  4. 肘を伸ばします。
  5. 10回×3セット繰り返します。

テイトプレス

ダンベルやペットボトルを使った筋トレです。

短期間で二の腕痩せしたい場合は、2kgのダンベルを使うのがおすすめですが、きついと感じる場合は500ml〜1Lのペットボトルを使いましょう。

慣れてきたら、ペットボトルやダンベルの重さを重くすると高い効果を期待できます。

  1. 床に仰向けで寝ころびます。
  2. 片方の手でダンベルやペットボトルを持ちます。
  3. ダンベルやペットボトルを持った方の肘を曲げます。
  4. 反対側の手で二の腕を支えます。
  5. 肘を伸ばしてダンベルやペットボトルを上げます。
  6. 再び肘を曲げます。
  7. 10回×3セット繰り返します。

キックバック

ダンベルやペットボトルを持った手を後ろに引いて上腕三頭筋を鍛えるトレーニングです。テイトプレスと同様に、自分に合った重さのダンベルやペットボトルを使って効率的に鍛えましょう。

  1. 椅子やベッドに右手をつきます。
  2. 左手にダンベルやペットボトルを持ちます。
  3. 左の二の腕と床が平行になるように、左肘を90度に曲げます。
  4. 小指が上になるように、左肘を伸ばします。
  5. 再び左肘を90度に曲げます。
  6. 10回×3セット繰り返します。

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マッサージも効果的

二の腕痩せにはマッサージも効果的です。マッサージでリンパを促進させると、老廃物がスムーズに排出されてむくみが解消されたり、代謝が高まったりします。

また、老廃物を排出によりセルライト予防にも効果を期待できます。

二の腕マッサージは体が温まっているときに行うのがおすすめ。お風呂上りや入浴中などに行えば、スムーズに老廃物が排出されて、ほっそりとした二の腕を手に入れられるでしょう。

二の腕マッサージのやり方

  1. 手を外側にひねります。
  2. 反対側の手で肘から脇に向かってさすります。
  3. 肘から肩に向かって腕の内側を丁寧にさすります。
  4. 最後に脇のリンパをくるくると揉みます。

食事にも気を付けて!

どれだけ筋トレやマッサージを頑張っていても、食べ過ぎると二の腕は引き締まりません。短期間で痩せたい人は、食生活にも気をつけましょう。

二の腕を引き締めるために気をつけたいことはカロリーの摂りすぎとタンパク質の不足です。

カロリー制限

ダイエットでは、摂取カロリーを消費カロリーよりも減らさなくてはなりません

カロリーの消費量は人によって異なるので、基礎代謝や運動量を考えておおよその消費量を把握し、それを超えない範囲で食事を摂りましょう。

タンパク質摂取

ダイエットを考えるなら、食べ過ぎは良くありませんが、健康のために必要な栄養が不足するのは避けたいです。ダイエット中でもバランスの良い食生活を心がけ、必要な栄養素は摂取しましょう。

筋トレなどで二の腕を引き締める場合は、特にタンパク質の不足には注意が必要です。筋肉を作るタンパク質が不足すると、筋力アップは望めません

タンパク質を含んだ食材は積極的に摂取し、筋力アップにつなげましょう。タンパク質は肉類や卵、乳製品などに含まれていますが、ダイエット中の人はカロリーが低いささみを食べるのがおすすめです。

エステに行くのもおすすめ

短期間で二の腕をすっきりとさせたいときはエステに行くのもおすすめです。エステでは、マッサージや機械を使った施術を受けられて、効率的に脂肪の燃焼やむくみの解消を目指せます。

筋トレや食事制限をしながら、エステに通えば、短期間で効率的に二の腕痩せを実現できるでしょう。

正しい方法で美しい二の腕を手に入れよう

短期間で二の腕を引き締めたいときは、筋トレやマッサージ、食事制限などを組み合わせてダイエットするのがおすすめです。

正しい方法でダイエットすれば、2週間から1か月で二の腕を引き締められると言われているので、正しい方法で努力して理想的な二の腕を手に入れましょう。